おやハニ部

今はハニワよりも土偶にハマっている。

グッズ類収納の話

 

はじめに

1人暮らしを始めて趣味のものをどう収納しようか?という問題にぶちあたり。

 

これまでは限りあるスペースに手頃な段ボールを置いてひたすらそこにグッズを入れるだけという使い勝手なんてないんや!という感じで。

とにかくしまう!!!というのがメインでした。

 

収納の基本方針

  • 規格を揃える
  • ピッタリサイズを目指す
  • コストパフォーマンス
  • 保管性重視

 

規格を揃える

色々なサイズがあるが、基本的に使うファイルはA4に固定している。

…と、いいつつ、写真だけは別なのですが。写真はまた大きさの規格が違い、A4サイズの写真アルバムがなかなか見つからない、という問題があり。

 

ピッタリサイズを目指す

収納ケースは角がしっかりあるものを選ぶ。

無駄なスペースを作らないよう、しっかり敷き詰められるようなケースを選ぶ。

なんせ物が多くて。1つでも多く収納スペースに詰め込みたいのです。

 

コストパフォーマンス

できるだけ手軽に安く手に入るものを使う。

 

保管性重視

見た目のオシャレさなんていらん。

物の保存状態が良くなるよう、直射日光を避けて、適度な室温、適度な温度で管理する、が目標。まあ常に押入れは開けっぱなしで湿気がこもらないようにしていますが。

グッズを収蔵物だと思ってできるだけ丁寧に扱いたいものである。自然災害に怯えすぎて(?)部屋にグッズを飾りたくても飾るものがめちゃくちゃ限られる。ぬいぐるみとか、ポスターやクリアファイルくらい。

 

アクスタなんて地震来たら吹っ飛んじゃうだろ!!!(泣)

 

 

収納の実例

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こちらが収納箇所の全景です。

押入れの中にニトリの押入れラックを置き、上段は雑誌やカード、ファイルに収納できるものを。下段はうちわ収納になっています。

これは押入れの上段なので、下段も同じように押入れラックを置いて奥を2段にして使っています。下段は他グッズとCD、DVDを無印やニトリのプラケースにつっこんでいます。

 

うちわ収納

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100均と無印のケースにつっこんでいる。一応グループ、メンバー別に分けていますが、最近分けきれていないので、グループ集合の隣にある名無しボックスにつっこまれている人も多数。

ラベルはこれも100均のキレイにはがせるタックシール。

大きさも色々あるし、一袋買えば一生困らないんじゃないかというくらい入っているので、いくら書き直しても大丈夫。

 

ファイル収納

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背表紙ラベルも上記の通り100均のタックシールに手書き。

このファイルボックスニトリだったに?

ちなみにダイソーニトリと無印が乱立しているために色が揃わん。

それよりもファイルやうちわがピッタリ入る方を重視。

ファイル収納にしているのは以下の通り。

  • チケット、半券
  • トレーディングカードサイズのもの
  • ましかくフォト、コースター
  • ポストカード
  • 雑誌ファイリング
  • クリアファイル(正式名称はクリアホルダー)
  • 会報類

 

クリアファイル

収納しているファイルはアニメイトに売っている「クリアファイル収納ファイル」。通しで番号を振った結果、現在のファイルがNo.4となっているので、実家に2冊ある模様…。

その他はセリアに売っている4リングファイルにリフィルを追加して収納。

 

チケット、半券

100均で売っているシール収納リフィルと楽天で購入のチケット収納リフィル。

旧ジャニーズのチケットや、他プレイガイドのチケットは100均のものに入るが、大きめのチケットになると入らない。そういう時は楽天で購入のリフィルを使う。

値段の差は歴然で、リフィルの厚さが全然違う。

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トレーディングカードサイズのもの

旧ジャニーズも最近トレカサイズのグッズやCD特典をつけるのでとうとう別収納になった。

これも4リングファイルにトレーディングカード用リフィルを使う。100均でどちらも購入。

 

ましかくフォト・コースター

ましかくフォトとコースターは規格が同じ(約90mm×90mm)なので同じファイルに。

ましかくフォトもコースターも入手頻度が他のグッズよりも低いので1冊にまとめた、という理由もある。

これも4リングファイルにコースター用リフィルを使う。100均でどちらも購入。

 

ポストカード

ポストカードとか毎年届くファンクラブからの年賀状とかを入れている。前は無印のファイルを使っていたが、どうしても表紙が半透明なのが気になり変更。

これも4リングファイルにコースター用リフィルを使う。100均でどちらも購入。

 

雑誌ファイリング

A4サイズは4リングファイルにリフィルを使用。

A4ワイドは、セリアで売ってるワイドサイズのファイルにワイドサイズリフィルを使用。

A5サイズはA5サイズのファイルを使ったり、リフィル式にしたり、色々試行錯誤中。

本当は雑誌ごとにファイルを作るか、発売年月日順に並べてファイリングしたいのだが雑誌を色んなところにしまいすぎてできてなかった。

ようやくそうやれるようになってきて、ちゃんとやったのがジュニアエラとRiCEだったりする。

加藤シゲアキファンだと文芸誌を買うことが多いので、そのサイズの収納も自動的に増えるけど、ひとまわり小さいので収納という点で地味に困る。

 

会報類

実家に収納ファイルを置いてきてしまったのですが、そっちではコクヨの領収書ファイルを使用。

今の家では100均の適当なリングファイルにA5が上下で2枚入るリフィルを使用してそこに貯めています。そろそろ実家に持ってってまとめようかな…

ちなみに嵐が休止してから会報サイズがデカくなって、コクヨの領収書ファイルに入らなくなって悲しいです。なんでデカくなるんだよ。

しかも、嵐とSixTONESとその他(NEWS、Sexy ZoneA.B.C-ZKAT-TUN)で大きさが違う。なんで3種類も会報の大きさに規格があるんだ。どうなってんだよ!!!

それが全部入るのがA5サイズだったりする。

うーん……。

 

アクスタ

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普通サイズは左、大型は右に収納。

グループ別に分けています。

使用ケースは「フタがしまるケースワイド」と「スクエア」のなんちゃら。商品名うろ覚え。どちらもキャンドゥにあります。

「スクエア〜」はCDも入るよ。元はCD収納用に試しに買ったんですが、しっくりこなくてこちらに転用となりました。

「フタがしまるケース」は最初「M」の方を使っていたんですが、たまたまお店でワイドを見つけて使ってみたらピッタリだったので乗り換え。キャンドゥにしかないサイズっぽいのがちとツライ。

ワイドだと縦に入って、Mだと寝かせる形で入ります。

 

CD,DVD収納

元々はニトリのNインボックスに入れていたんですが、どうしても微妙な隙間ができたりで、最近CDは無印のファイルボックスワイドのハーフに一部をうつしたり。

無印の方はジャストフィットで良いんですが、上が閉まらないのでホコリが…。まあ、拭けばいいのですが。

CDは12センチの規格なので、まあピッタリなんですよね。

DVDは引き続きニトリに。

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ペンライト

これもニトリのNインボックスに。

ペンライトの大きさや形、大まかなグループ別で分けて入れています。

電池抜いて、買った時の袋に入れてしまってるけど、どうしても袋の粘着が使い物にならない時はジッパー袋に入れ替えてる。ちなみにHoneyと慣声の法則のペンライトは入らなかったので箱に入れたまんまNインボックスの上にのせてる。でかすぎ。

最近はネックストラップ別売りが多いので、すぐコンサートに持っていける用のネックストラップをぬいぐるみとか置いてるところにあらかじめ引っかけてます。

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その他のグッズ

衣装ケースにひとまず入れてます。小さいのは上にも出た「スクエア〜」に入れてから衣装ケースに入れたり。

ツアーバックはかもいフックにかけたり、過去のどっかのグループのでかいツアーバックにたたんで入れたりしてます。

 

ダビングDVD収納

ELECOMのBlu-ray対応不織布の収納ケースに入れてる。ただでさえ追っているグループが多いのでディスクが増えること増えること……。笑い事ではない。

と、いいつつBlu-rayの方が耐久性は低く、ファンになりたての頃に撮ったのは10年経つので、そろそろディスクからディスクへの焼き直しも考えねば…と思ったり。

ドラマは円盤化しないパターンも考えられるからなかなか録画してダビングをやめられないのであった。

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ダビングしたディスクに直接書くのではなく、適当なメモ紙にダビングタイトルを書いて、それごとディスクのところにつっこんでる。

ディスクにはあまりよくなさそうだけど、結局紙管理が楽だったりする…

できるだけ音楽番組、バラエティ、ドラマ、グループごと、と分けてダビングしたいのだが、バラエティはどうしても同時期にオンエアしたもので抱き合わせになるので写真のようにごちゃ混ぜになる。でもこれはまだマシな方か。

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わたしはこれの104枚のものを。

 

写真

L版はナカバヤシの360枚入るアルバムに、2L版は同じくナカバヤシの同じシリーズの2Lサイズのアルバムに収納。

これは各グループごとに分けているので、嵐、NEWS、A.B.C-ZHiHi JetsSixTONESがある。Sexy ZoneKAT-TUNはまだ枚数が少ないので別のアルバムにいる。

商品ラインナップでは黒、赤、青の3色展開なのだが、統一のために黒を使う。

背表紙と表面に100均のタックシールを貼って見分けている。1冊埋まったものは西暦で何年から何年までと目安の年も書いておく。

ステージフォト用の2L版は、グループ問わず1冊にまとめて入れている。なんせステージフォトが出る機会なんて限られているので…

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わたしは近所のホームセンターで買っている。

 

 

ひとまずここまで。

追記は後日。

 

2023オタク活動費報告

 

はじめに

プロフィール

東北地方在住アラサー。

旧Jオタ兼鉄オタなので、旅行の工程を考えるのが苦ではない。

コンサートや舞台が大好きなので、気がつけば月1で東京にいる。

追っているグループは、嵐、NEWS、A.B.C-ZSexy ZoneKAT-TUNSixTONESHiHi Jetsと多岐になりすぎているので、自分の中のブームと自分なりの優先順位で行く現場を決める。

今回は遡れるものだけ遡っているので、実際はこれ以上に支払っているはず。

使用したアプリは「シンプル家計簿」。

ひたすら打ち込むタイプだが、無料で使える範囲が手広く、掛け持ちしまくりでグループごとに分けたい私には分類カテゴリをたくさん作れるところがありがたかった。

‎「シンプル家計簿 - 人気かけいぼ」をApp Storeで

 

本題

グループ別支出

¥8,780

ファンクラブ更新、「櫻井翔未来への言葉展」、生写真類(相葉、二宮)

本来ならここに未来への言葉展のグッズ代が入るのだがレシート行方不明のため金額わからず。

 

NEWS

¥138,768

ファンクラブ更新、CD,DVD(シングル、アルバム、ツアーDVD)、生写真、ツアー(チケット代、グッズ)NEWSpace(チケット、グッズ代)、雑誌など

雑誌の大半は定期購読している「RiCE」(加藤さんの連載が掲載されている)

 

A.B.C-Z

¥88,080

ファンクラブ更新、CD,DVD、生写真、舞台(チケット、グッズ代)など

半分以上がチケット代。「逃げろ!」2公演、ABC座2公演、合わせて約¥50,000だった。

 

Sexy Zone

¥82,708

ファンクラブ更新、CD,DVD(シングル、アルバム、ツアーDVD)、生写真、ツアー(チケット、グッズ代)、松島聡「コ。」展(チケット、グッズ代)

やはり円盤がコンスタントに出たところは出費が多い。

 

KAT-TUN

¥41,560

ファンクラブ更新、CD,DVD(アルバム、ツアーDVD)、生写真、ツアー(チケット、グッズ代)

あまりグッズを買っていないのでこんなもんか、という感じです。

 

SixTONES

¥132,239

ファンクラブ更新、CD,DVD(シングル、アルバム、ツアーDVD)、生写真、ツアー(チケット、グッズ代)、雑誌

期待のニューカマー、絶好のスタートダッシュ。やっぱり新しいコンテンツにハマった時の初期投資は結構かかっています。そうやって考えると、結果として同じくらいの資金を投じたNEWSって今年結構色々やってたんだな!?と思います。

ちなみに雑誌代には週刊TVガイドの半年分の定期購読料が入っている。SixTONESの連載が凄い好みだったもので、買い逃したくねえ!と8月に契約してた。スタートダッシュの勢いよ。

 

HiHi Jets

¥159,290

情報局更新、ツアー(チケット、グッズ代)、生写真など

デビューしてないのに1番支出している。これはグッズの単価が高くなるからと分析。冷静になってみると、アクリルスタンド1体¥1,200って、シングル通常盤とどっこいどっこいの値段。箱推しだと5体毎回買うし保存用で複数買うのでそれだけで凄い金額になる。

 

その他ジュニア

¥48,650

主にAぇと侍。佐野と矢花の2人です。10月の駆け込み購入で増えたのと、チケット代が主。

 

交通費

¥258,040

1番かかっているのは交通費。それはそうだ。

これでも安い方法を考えているが、固定費なのでこれを更に抑えるには単純に遠征回数を減らすしかない。

 

宿泊費

¥72,640

1人で宿泊遠征はあまりなく、ほとんど友人との宿泊だったので、2人で割ると安いパターンが多く、この金額になったかな?

 

その他雑誌代

¥2,904

勉強用に購入した「ジャニ研!」と、楽天マガジン1年分がここに。楽天マガジンはキャンペーンで格安で契約できたので、ひとまず1年読んでみようと思うが、結構便利。アイドル誌以外にも鉄道雑誌が結構読めるのが意外。

 

 

楽天マガジン:1,200誌以上いろいろなジャンルの雑誌が読み放題!

 

雑費

¥53,601

ファミリークラブweb(旧ジャニーズweb)、Spotify、CDレコ、松竹歌舞伎会年会費、グッズ整理用品など。分類に困った複数グループまとめ買いした際のジャニショ送料¥660もここに計上。

 

その他趣味

¥119,443

他アーティストや、2次元の趣味などをまとめて。2023年はほとんどが刀剣乱舞関連なので刀剣乱舞だけ分離させた方がよかったかも。来年への反省。

 

合計:¥1,206,703

想像以上に使っていてびっくりした。

だいたい月収◯ヶ月分か、と考えるとなんか恐ろしくなりつつ。掛け持ちしまくっていてもそれくらいでどうにかなってしまっているのか…と思いつつ。比較対象がないのでわかりません。と、いいつつ1グループは休止中なので実質6グループ掛け持ち+αのオタクですが。

 

こぼれ話

交通手段

学生の頃は夜行バスほぼ一択。

社会人になってからは新幹線一択へ。

スケジュールの都合でバスを使うことも。

 

えきねっとの30%

東北新幹線ユーザーのため基本えきねっとを使うのだが、「お先にトクだ値」の30%引きがめちゃくちゃ強い。ちなみにごく稀に50%のキャンペーンがあるがそうなると片道5,000円代になるので怖い。

ただ、最近は基本的に乗車日前日1ヶ月前まで受付の事前予約をしないと取れないので、急に遠征を決めた場合には使えない。そんな時は運良く残ってた10%引きを使うか、大人しく自由席に乗っています。最近はキャンセル料と割引率を考えても30%取った方がいいので、ガンガン予約している。

たまに甘やかしては30%のグリーン車に乗ることも。実は30%引きのグリーン車代と通常の指定席代の差額は¥200以下になるのだ。

 

乗り換え問題

乗り物好きの中でも鉄道が1番好きなので、あんまり乗り換えや何に乗ったらいいか迷ったことはない。使うのはYahooの乗換案内アプリ。あれは良い。

 

紙のきっぷorチケットレス

新幹線に乗る時はチケットレスICカード)です。なぜならえきねっとの払い戻し手数料が直前まで¥320だから。紙だと直前じゃなくても¥500くらいかかる。あと変更する時もネットでサクッとできるので良い。

ただ、福井まで行った時は紙にせざるを得なかった。理由は簡単で、JRの管轄が東日本と西日本を跨ぐから。

ちなみに、発券してからの変更を考えると圧倒的に紙チケットの方が融通が効く。天候の都合や時間の関係で不安な際はあえて割り引かれていなくても紙チケットで取るという手もある。

 

ホテル

ダチと一緒の遠征の時はアパ。

1人の時はアパ、じゃらん楽天トラベル、JRホテルの各サイトで良さそうなところを見つけて、そのホテル公式サイトの値段と比較して、1番良さそうなところで予約する。

ちょっとめんどくさいけど、意外とクーポンやポイント使うと公式より安くなる時もあるので。さっさと抑えたい時は、アパ、じゃらん楽天で予約。

あとは行く可能性の高そうな都市は日程出た段階で仮で抑えたり。やはり公演近くになれば高くなるし、空きもなくなってくるので。特に空き問題では仙台や福井という土地が起因することもある。

今年のNEWS札幌公演は、ドームでライブ・真駒内でライブ(これがNEWS)・札幌マラソン・8月最後の土日、という最悪の日程になったので、NEWSが発表した時にはほぼホテルが枯れていたor高騰していた、ってこともあったので。

 

朝食はなくていいので素泊まり。普段コンビニやファミレスでご飯を取らない生活なので、逆にこういう遠征の時に楽しんでいたりする。

 

JRホテルは基本高いがその分静かに過ごせると思う。レイトチェックインで若干安くなるプランもあるので、コンサート後にチェックインする際はそういうプランを取ったり。

 

東京のホテルは、会場の近くは高いので、複数の路線が最寄りの場合はメトロか都営地下鉄の沿線で探すことが多い。乗換1〜2回なら許容範囲。さらに直通運転も増えたので、それも考えて「えっ、そこ?!」みたいなところに泊まることもある。

たまアリの時は赤羽に宿を取ったし、今年のトラジャぴあアリの時は赤坂に泊まった。全て乗換の問題。

 

10月の「星降る〜」と「コ。展」の時は、1日目に家→大阪舞台観劇→東京まで戻って宿泊、2日目が東京でコ展を見て帰宅、の計画にしたので、家と東京の往復はホテル付きのパッケージ、東京大阪の往復新幹線はスマートEX、という分割に。普通の人はほぼやらない組み合わせを実行。

ホテル付きのパッケージの方は紙のきっぷなので念のため一度改札の外に出て、再度Suicaで入った。乗り換え時間に余裕を持ったスケジュールにして大正解。

 

まとめ

可視化すると嫌でも自覚せざるを得ないので、この金額を基準に来年のオタ活をしていこうと思ったり。

一応NISAやiDeCoもやっているが、普通の貯金はあんまり増えていないので、そこの取り分を増やせるように工夫したい。それが短期目標。

 

 

 

あれは「河合郁人 A.B.C-Z卒業公演」だった-ABC座星劇場2023〜5 Stars Live Hours〜-感想

はじめに

A.B.C-Zから河合さんが脱退する?」


メールが届いた時、お知らせなんて珍しいと適当にURLを押した。

そこにはこれまで一度も考えたことのなかった決定事項が並んでいた。

河合郁人さんが A.B.C-Zでいるのは12月21日までと理解するのは簡単だった。

でも、気持ちを整理するのに時間は必要だった。


メンバーが脱退または卒業するグループを応援するのは初めてではない。NEWS、KAT-TUN、SexyZone。

ただ、「お別れする場」として設けられたコンサートや舞台に入るのは今回が初めてだった。


どのグループでも自担が抜けたことはない。

ただ今回はこれまでの他グループの時に抱いた感情とは異なり、「もしかしたら、ファンを辞めるかもしれない」と結構強く思った。


戸塚担としての自我はあるが、わたしは「5人のA.B.C-Z」が大好きなんだと改めて自覚した。

そして、正直なところ「4人のA.B.C-Z」を受け入れられる自信がなかった。

戸塚さんが嫌いになったわけじゃない。

戸塚さんのファンであるものの、グループのファンを続ける自信がなかったのだ。


よく連番するダチは河合担。

もちろんわたしがA.B.C-Zの世界に引き摺り込んだのだが、正直なところ、A.B.C-Zという事務所の中でもマイナーな世界を一緒に楽しむことができて、とてもとても感謝している。

だからこそ、ダチの担当が脱退することに大変な悲しさと寂しさを抱いている。


「歌って踊る河合さんが好きだから、抜けた後の彼について、応援はできるけど、これまでのように追えるかわからない」という言葉が猛烈に悲しかった。


絶対にダチを帝劇に連れて行かねばならぬと申し込み、ありがたいことにチケットが手元にやってきてくれた。

それはたまたま塚田さんの誕生日公演で、こちらを見透かしていたかのように、過去最高に見やすい座席だった。

 

ABC座を見る前に

今回のABC座は1幕2幕共にショータイムで構成されている。

初日の幕が開いた後、Xでは「なぜ帝劇でライブなのか」、「声出しはいいのか」「ペンライトってそういうことか」、「結局ファンサか」などなど、わたしがファンになってから過去最高じゃないかと思うくらい様々な意見を見た。


確かに格式高い帝国劇場でライブ?とは思ってしまうだろうが、貸主側の東宝がそれでOKして幕が上がったのだし、「日劇エスタンカーニバル」みたいなもんかと勝手に理解したら腑に落ちた。

大きなアリーナ規模の会場で見たかった、というのも本音だが、会場が取れなかった、採算が合わなかった、話し合いの中でこうなった……等、想像することはできる。が、それが明かされることはないだろうし、明かさない方がいいと思う。

ずっと舞台に立ち続けてきた5人の姿を見れる最後の場が舞台というのは個人的にはとても美しいと思ったし、実際に見るとやはり舞台に立つ姿がとても美しい5人だと思った。

 

1幕

1幕は「ジャニーズ伝説」のショータイムをそのまま持ってきたかのような、ジャニーズメドレー。

セットリストは割愛する。

「ジャニーズ伝説」の際のジャニーズメドレーは、これまでの血脈を絶やさぬ意志が強かったように思うが、今回はこれまでのエッセンスを今のA.B.C-Zとしての作品としての昇華と、これからの5人へのはなむけ、というかたちになっていたとわたしは感じた。


「Spirit」(NEWS)はおそらく本家の振り付けそのままだった。この曲がこんなに聖歌のような響きを持っていたのか、という新しい感想を抱いた。祈り、送りの場として、とても輝いていた。歌詞を見ても、4人から1人へ、いや、5人から4人と1人へ、贈る歌なのかもしれない。

その次に「I'll be there」(木村拓哉)を河合ソロで披露するが、これは彼の別れの言葉と意地の表明だったのだと。

「STAY」(SMAP)へ続くが、これも愛の歌である。

かたちが変わろうと、争うことなかれ、憎むことなかれ。撃つなら愛を。鼓動が止むまで共に行こう。

ありもしない永遠を誓うのではなく現実を突きつけられるような歌詞だが、今の我々にはそれくらいの劇薬がちょうどいいのかもしれない。

そして1幕最後は「オリジナルストーリー」で幕を下ろす。

ここから先はまだわからない。白紙の未来しかない。どう転ぶかは自分たち次第。

「僕らにしか紡げない」オリジナルストーリー。

我々が未来をむくことが彼らへのエールになるのだ、と言われているような気にもなった。

 

2幕

2幕。こちらは全編A.B.C-Z楽曲で構成される。2012年から続くABC座の演目からの焼き直しではなく、ABC座の中で行われる2幕としては「オリジナル」のショータイムである。

以下、感想。


雪が降る、JODEKI!

静かな曲で始まるのが意外だったが、Overtureとしてはぴったりだった。

そこからのJODEKI!で、じわりじわりと盛り上がって行く感じがあった。

12/10夜では戸塚さんが「ブラックミュージック!」とアドリブで叫んでいて、めちゃくちゃアドレナリン極まってるな(笑)と思った。

あとちゃんとバンダナに複数種類あるんだとも安心した。昼は白地、夜は黒地だったので。


mashup(fantastic ride×テレパシー)

元々マッシュアップというジャンルが好きなので嬉しいが、この曲はキーが低かったり歌が結構難しいなあ、と思う。


A to Z、Twinkle〜

何故かあまり記憶がない。


OVERHEAT、Black sugar、fragrance

別名、トラバサミブロック。

A.B.C-Zあるあるのデカい謎舞台装置。今回はパッと見がトラバサミ型の舞台装置である。火花出たりとかは無く、電飾で飾られている。

このトラバサミをガッツリ使うのはBlack sugarだが、これがまた良かった。

おそらく回り舞台の上に置いてぐるぐる回しているのだが、その装置間をメンバーが移動して踊っては移動しての繰り返しなので、センターというセンターが変わる。そして常に動きがあるので飽きない。

まるで見せ物小屋のようである。それともサーカス?

fragranceはvanillaとセットになるかと思っていたので、ここでやるのが意外だった。

 

花言葉(ペンラ芸)

花言葉という名曲がペンライト芸曲になったのは個人的に悲しくもなったが、これがなければ、最後にペンライト芸をしたのはいつのことか?というほど過去になってしまう。だからこそどうしてもペンライト芸はする必要があったし、多分1番やる必要があるのが河合さんだったのだと思った。その結果、ここは多少モヤモヤしようと、やるべき部分なのだろうと、通過儀礼的な感じで受け取った。


この青空は忘れない(GGK)

ちびっこ達の成長は著しい。

相変わらず目がいくのは上原くんですが、今回は寺澤くんにも目が行きました。そして陽成くんは大きくなった…。


Crazy about you(橋本ソロ)

橋本ソロで1番好きな曲なので、初日後にネットに上がっていたセトリを見て歓喜した。全生歌でバキバキに踊る橋本良亮さんを見て、カッコいい…、と惚れ惚れした。


story of us(五関)

関帝国。何度見ても似合う。

そう言えば他のグループでもこういう曲を最近聞かないので、旬ではないんだろうが、誰かソロやユニットでこういう曲調やらないかな?と思った。時代や旬にとらわれすぎないのもこの事務所の強みとも思っている。


戸塚ソロ

唯一の新曲。曲名はファミクラウェブ内の戸塚連載に出ている。

先にファミクラウェブの連載を見たので、新曲という情報だけ頭に入っていた。同じ衣装でイスを持ったジュニアと戸塚さんが1列になり入ってきて着席した瞬間に、「戸塚祥太の作品だ」と電撃が走った。

やはりこういう我々が予想していない方向へ昇華をする戸塚祥太という人間が好きなのだと改めて実感した数分間だった。

黒スーツ→白シャツ→緑スニーカー→黒パンツ→上下緑の下着、と脱いでいくのでアレはなんの比喩だ?と思いつつ、ファンの色は緑から白になったけど、彼が演者から1ファンになるということなんだろうか?そして赤照明の部分は葛藤?もがき?衝動?

1人になり、電源が落ちたかのように落ち着く。

そして、ギターをかき鳴らす。

声にならない叫びのようだった。カッコいい。やっぱりあんたはロックスターだ。

そのフレーズはどこかで聞いたことのあるような。


vanilla

聞いたことのあるフレーズは、vanillaだった。

昼夜と2回入ったので、夜に改めて確認したが、ガッツリvanillaのフレーズを弾いていた。歪んだギターの音色のvanillaも良かったのでゴリゴリバンドサウンドバージョンのvanillaも聴いてみたいなー、と一瞬思った。

完全コンサート再放送演出だったけど、これも色々な意味で必要だったと思う。

シルエットを使う演出(ジャニーズ伝説本編との関わり)、ジュニア時代からの名曲を5人でやること、の2つが大きいかな、などと思っていまして。

しかし、このvanillaの演出は何度見ても飽きない。表示される歌詞のフォントと、紋様のデザインが素敵。


S.J.G(塚田+4人)

12/10の昼夜共に、2番で河五が上手に行った時に壁の過去のジャケ写見て会話していたのですが、あれは毎回あるんでしょうか。夜は河合さんが過去の自分のモノマネして近くの座席が笑ってた。

なお、「2幕、塚田ソロはありませーん!」と塚田さんが最後に言って終わるけど、この曲はソロじゃないんだ…と認識がバグる。


君の優しさVS僕の愛情(河合ソロ)

歌詞を改めて読むと、めちゃくちゃ匂わされていて逆に泣ける。

ここの映像演出で、メンバーの星座が映っている。下手から、ふたご(五関)、さそり(戸塚)、てんびん(河合)、かに(橋本)、いて(塚田)。メンカラで光ってるし、なんならふたごとさそりは星座の中でもめちゃくちゃわかりやすい形している。途中で全部輝くので、見る余裕があれば見てほしい。

わたしが思っている以上に本人達も「星」というモチーフに良くも悪くも縛られているのだと、実感もした。


終電を超えて

確かにこれやるならBO!NEN!KAI!もさせてくれ、とは思った(笑)

ところでNEWSの増田プレゼンツ衣装を着用しているのですが、もしかしてお手入れした?とダチ(河合担兼増田担)が言ってまして。確かに前より重そうな感じがないし、丈もお直しした?後ろにも切れ込みが深く入ってるし、少し中を抜いたのか全体的に軽量化された感があった。


センセーション(SpeciaL)

この曲はすごくMIX打ちたくなるな〜と聞くたびに思う。うりゃおい!うりゃおい!


BRAND NEW LEGEND

下から上がってくるシルエットが本当にカッコよかった。素材で勝負してると思った。

この曲は低音がバンバンに響くアリーナ会場で聴きたかった、見たかった、とも思った。

5人、いや、1人×5の各々の意思と決意の表明の曲だった。おわりとはじまりのうた。

アイドルは終わりに近づくにつれ輝きを増すというけれど、星にも超新星爆発という現象がある。命を燃やしつくした星は爆発的に輝いてチリとなり、新たな命の糧になる。「5STARS」とデビューした彼らにはとてもお似合いだ。爆発して輝いて、新たな道を切り開いて行ってくれたまえ!


頑張れ、友よ!

わたしはこういう全身全霊で頑張れ!と応援される曲が嫌いです。「うるせえ!こちらとら頑張ってんだよ!わかっとるわ!」と逆ギレしてしまうタイプなので。という前提で感想を書きます。

「友」とは誰か?と考えた時に、5人は同じグループで同僚であると同時に戦友だったのかもな、なんて。多分本人たちはこの曲が好きっぽいので、自分たちから自分たちへの曲、と都合良く解釈した。


また出会える日まで

2幕最後かつ、ABC座最後の曲。

「頑張れ、友よ!」のカップリング。

歌詞が全て今の彼らにぴったり合う。

とどのつまり、理解できるところも、受け入れざるを得ないところも、腑に落ちないところも、みんな抱いている気持ちは異なれど元を辿ればほぼ同じところに行きついてしまうと思う。でも、「僕らの未来は誰にも奪えない」のである。その決断と結果は変えられない。「迷っても失っても」「その先で」「また出会えるはず」。

我々はその選択の先にある未来の、「また出会える日」へ向かって、生きることしかできないのだ。

たとえファンとしての命がつきても、人としての命がつきなければまた交わることもあろう。

時間はかかっても、いつかこの痛みが少しでもやわらぐ日はくる、とわたしは思う。とはいえそれは人それぞれなので、死ぬまで癒えぬ人もいるかもしれないけど。

でもまだありもしないネガティブな未来を無闇に想像するよりもひとまずは12月21日までは彼らを応援して、12月22日からまた考えればいいと思う。

時は前にしか進まないから。

 

おわりに

なぜ4人になるのか腑に落ちないところもあるけれど、ABC座を見たことで、もう変わることない決定事項として受け入れてしまったわたしもいた。


一言で言えば、今回のABC座は、「河合郁人 A.B.C-Z卒業公演」であった。

そんな彼は言った。12月21日まで精一杯やると。

そして彼の隣人は言った。12月21日まで毎日が最終回だと。


なるほど、それも然り。

A.B.C-Z」第1期の最終回。


もう、わたしが生の5人のA.B.C-Zを見ることは無い。

わたしは最終回を迎えてしまった。


次は、「A.B.C-Z」第2期の初回。


FC会員の更新時期は4月末。

ひとまず1回は更新して、4人のコンサートに足を運んでみようか、なんて話をダチとしながら帰路についた。

 

 

 

2023年よかったもの

 

買ってよかった部門

完全ワイヤレスイヤホン

イヤホン同士がコードで繋がってるタイプのワイヤレスは持っていた。首にかけるのは楽だが、片耳で聴きたい時があって、その時は完全ワイヤレスだよな…と2〜3年考えてようやく購入。

イヤホンはオーディオテクニカ派。

別件で行った電器屋でたまたま期間限定値下げをしていて購入。見た目も可愛い。ながら聴きモードもあって良い。

オーディオテクニカ ATHーSQ1TW ワイヤレスイヤホン bluetooth 急速充電対応 IPX4防水規格 最大19.5時間再生 低遅延 Fast Pair対応 マルチペアリング 【国内正規品】ネイビーレッド ATHーSQ1TW NRD

これのピンク色買いました。

 

舞台用の双眼鏡

どこに行くにもビクセンの防振を持って行っていたのですが、さすがに重い。あと舞台だと顔とかはめちゃくちゃはっきり見えるけど逆に近すぎる…になることがあり、案外使わなくなったり。

そこで手頃なサイズの普通の双眼鏡を購入しました。

【楽天市場】【LINE追加で10%OFFクーポン!】 双眼鏡 目当て 10倍 選べる5色 | コンサート ライブ おすすめ 軽量 コンパクト スポーツ バードウォッチング 舞台 ストラップ 目当て 倍率 人気 ドーム 野鳥 初心者 かわいい 登山 ゴルフ 母の日 EMI商品 ライフスタイル:E.me store

コレのサンドカーキ買いました。

ストラップはSexy Zoneのザ・ハイライトのネックストラップをつけてます。最近どこのグループもネックストラップを出すのでストラップだけが増えていくのはここだけの話。

 

バックインバッグ

【楽天市場】バッグインバッグ 縦型 バックインバック リュック 軽い 大きめ 仕切り 自立 整理 整頓 深型バッグインバッグ 深型 トート インナーバッグ マザーズバッグ ポーチ トラベルポーチ ギフト プレゼント:atRise(アットライズ)

無印のリュックを愛用しているのですが、物が多い民なので中がいつもごちゃごちゃに。いい感じのリュック用のバッグインバッグがなかなか見つからなかったのですが、これを試しに購入したところポケットも多くてよかった!

 

jet stream(ボールペン)

某ラジオ番組ではない。ボールペン。昔から書き味が好みだと思うとこのシリーズ、ということがあって、家に一本欲しいなと思ってた。

そしたら「アランジアロンゾ」コラボ商品がありまして。

アランジスーパージェットペン トカゲ - ARANZINET ONLINESHOP - アランジネットオンラインショップ

なんとネットでも買える。実店舗は大阪(本店)と東京。

めでたくトカゲとわるもの柄が自宅にやってきました。アランジアロンゾ柄4色とシャープペンの組み合わせなので、職場でも使ってる。コレさえあれば大丈夫。って職場見回したら意外とjet stream使ってる人が多くて笑った。

書き味が好き、掠れない、替芯が手に入りやすいってのが良いです。

 

楽天マガジン

追うグループが多すぎてすっかり雑誌まで手が回らなくなっていたのですが、たまたま楽天マガジンで読める雑誌一覧みたいなものを見て、コレで目を通してから紙で欲しかったら買えばいいか…となり。運良く割引キャンペーンもあってとりあえず一年契約中。アイドル雑誌やファッション誌以外にもキャンプやらゲームやら鉄道雑誌まで読める。結果、お気に入り雑誌の欄や履歴欄がカオスになった。

 

アホ毛を抑えるスティック

流行ったマスカラタイプのワックス。

手がベタつかないし、撫でるだけで自然に収まってくれるのでこれは買ってよかった。

100均のとドラッグストアで買ったのそれぞれ比較したけど、やっぱり100均の方がまとまらない。当たり前だが。でもそれなりには使えるのでどっちも使っている。

 

スポーツサンダル

HiHi JetsがイメージキャラクターしてたORTRのを一足買うのは決定してたけど、もう一足なんか増えてた。めちゃくちゃ楽。若干厚底ぎみなので3センチくらい背が盛れるのも嬉しい。ただ、最近の夏は暑すぎて暑さで夏物が予想よりへたるスピードが早くなってないか心配になったりしました。

 

CDたち

シングル

Sexy Zone「本音と建前」

曲の世界は思いっきり椎名林檎なのに、それをSexy Zoneの色にして自分たちのものにできているのが強いと思った。

SixTONES「こっから」

表題曲に目が行きがちですが、ABAREROのリミックスが良い。シングルバージョンだと怖い!となる人も多少聞きやすくなってると思う。わたしはこっちのリミックスの方が好み。

 

アルバム

SixTONES「声」

いつか「Need you」の救済の場をください。

NEWS「NEWS EXPO」

これは記事を書いたのでそっちどうぞ。NEWSってどんなグループなの?という名刺がわりのアルバムができたと思っています。

「ジャニーズ」を侮るすべての人類よ、「NEWS EXPO」を聴け - おやつにハニワは入りますか?season2

 

 

やってよかった部門

ピアスを開ける

ビビりなので病院で一万円くらいでやりました。両耳、ピアス代込みです。

人の手に委ねてバチン!と開けるので一瞬で終わった。あんまり痛くないなと思ってぼーっとしてたら、先生に「大丈夫!?」と慌てて返答を促されてしまった。申し訳ない。

 

パーソナルカラー、骨格診断

レポ記事上げたのでご覧下さい。服を買う時の判断基準に「理論的に似合うか」が増えて、より客観的に見て服を買うようになった。

パーソナルカラー診断と骨格診断を受けたよ - おやつにハニワは入りますか?season2

 

脱毛

現在進行形。選択肢があんまりないのと、交通アクセスからいわゆる大手のサロンに通っている。金はその分かかるが、物理的に毛を滅している感覚は抜群。そういうところのコスパも含めて医療脱毛の方が良いのはわかったのだが、会員期間が2年なので、この間に色んな経験をしてみようと思う。半分エンタメとして楽しみ始めている。

 

硬質カードデコ、ケースデコ

フォロワー(Kポのオタク)がやってておもしろそ〜と、元々興味はあった。創作系でアウトプットできる何かないか?と思って、材料も手頃なところで揃えられるな、と始めたらコレが楽しい。

決まった規格の中でいかに自分の好きなようにメインの写真に合わせてデコるか考えるのかが楽しい。

好みの材料が100均だとあんまり見つからないことに気がつきはじめてしまいました。

 

Spotify

元々ずっと使ってるサブスクなんですが、今年はめちゃくちゃお世話になっている。

スターダストレビューTHE ALFEEも入っている。びっくり。サカナクションの買えてないCDたちが数枚あるんですが、それも聴いている。あ、わたしの愛してやまないゲーム「すばらしきこのせかい」「新すばらしきこのせかい」のサウンドトラックも各サブスクにあると思いますよ。少なくともSpotifyにはあるんで。

最近はLucky Kilimanjaro、yama、中森明菜水樹奈々を集中開拓期間にして流してる。

サブスクを解禁していれば時代を問わずに色んな曲に出会いやすくなる、のは間違いないとは思いつつ、私みたいに色んなの聴き漁る人ってどれくらいいるんだろう?と思ったり。

 

舞台「星降る夜に出掛けよう」

感想記事も上げたので詳しい中身はそちらを。

現在進行形で髙地優吾さんにメロメロになっていて、初期衝動のままに舞台を見に行ったのだが、そもそものお話がとても好きだった。

「孤独」がこの舞台の大元にあることはパンフレットで明確に示されているのだが、そういう題材になったのは社会の影響は大きいだろう。対面じゃなくてもなんでもできるようになってきた一方で孤立する人は減らない。

どの話も誰かとの会話で話が進む。そこにコミュニケーションがある。

ちょうど今年、個人の体験で「人とコミュニケーションを取りましょう」と言われたばかりだったので、やっぱり人間って社会的いきものなんだなあ、と舞台を見てワクワクしてしまった。

舞台は娯楽だが長い人生を過ごす中で忘れかけていたことや新たな出会いを与えてくれる。そんなことを思い出した素晴らしい体験でした。

 

Aぇ!group全国ツアー

運良くお邪魔することができました。やっぱりコンサートに入るとそのグループの大体のことがわかりますね。わたしはAぇが好きだな!となりました。バンドの時の音が心地よくて、そこが好きになったら、おそらく彼らの「音楽」の部分は大概好きだろうと。

座席が前の方だったのと、たまたま周囲に佐野ファンが散っていたのもありガッツリ指差しもらったのもいい思い出です。

あの時入らなかったら、昔アイランドTVに猪狩佐野矢花の組み合わせで動画上げた話とか聴いて大喜びしてないと思うのです。ガリさんと佐野くんが仲良くしててわたしも嬉しい。

 

7men侍TDC

フォロワーが気がついたら矢花黎に落ちていて(?)、その流れで気がついたらわたしも侍のコンサートに入っていた。いや、たまたま都合のつく日だったので譲ってもらったんですが。

多分2023年はわたしにとってバンドサウンドが体に馴染む年だったので、まんまと侍も好きになりました。前から好きになりそうな雰囲気はありました。地味ハロウィンとか。

その中でもめちゃくちゃロックな矢花さんに興味はありつつ、そこまで見た目は好みではなかったんですが、少クラやラジオで見聞きするうちに中身が好きだなと思い始めて。コンサートでのベースの音でぶち上がって、めちゃくちゃ好き〜!となりました。

 

わっしょいCampの「Special order」

コレだけでも円盤化して欲しい。3万出せる。

色々なすり合わせするのに対面の時間がなくて、矢花Pが中心に組み立てていった結果、本家よりもバンドに寄りまくってとんがった「Special order」になったんですが、それが本当に最高だった。見逃し配信で何回見聞きしたことか。本家だとバックの音数が少ないのか結構軽めなんですけど、わっしょいver.はゴリゴリの重低音(ベース、ドラム二台体制)なので、わたしの好みの音でした。音色変えたり楽器のバランス変えたりするだけで感じ方が変わるから音楽って面白いよな!!!ともなりました。最高でした。

 

HiHi Jets 全国アリーナツアー

ジュニアの強みとして、先輩曲をやるので知ってる曲ばかり流れてくるという点がある。時にその曲と本人たちの表現方法について、わたしの中で「解釈の違い」を感じることがあるが、HiHi Jetsはそれが起こらないのがすごい。経験値もあるけど、本人たちが客観的に見れてるんだなと強く思う。オリジナル曲がまもなく30曲の大台に差し掛かる異例のグループだが、そういう点もあって自分たちで考える機会が多いのでしょうか?それとも、自分たちの頭で考えて組み立てるのが好きなのかな?とにかく、HiHi Jetsの見せる作品たちは齟齬が少なくて快適です。

 

素直になったらマシになった

昨年から今年にかけてメンタルを立て続けに2回崩し休職した。

要因は仕事内容がガラッと変わったこと、上司との相性が悪かったこと、周りに相談できなかったこと…が思い当たる。

3〜4年のサイクルで部署が変わり、専門性よりもどちらかといえば何でも屋が求められる職場である。

だんだんと自分がその部署にいる年数が長くなり、業務がなんとなくわかるので周りに相談されることが増えて、余計に相談しにくくなっていたんだな、ということに今は気がついた。

 

休職中、初めは何もやる気がなく、人生で初めて「このまま生きてていいのか」と考えた。

元々この仕事は一生やってる気がしないと、2年目くらいからはぼんやりと考えていたが、それがよりネガティブな方向に影響した。

あんなに好きだったジャニーズのアイドルたちを見る気にもならなかった。

手元にあった舞台のチケットも手放すか悩んだ。

 

知り合いと顔を合わせたくないという気持ちが強く、初めは外に出ることが怖かった。

休職前から心療内科には通っていたので、それはちゃんと受診しなきゃいけない、となんとか通院だけはした。

 

寝てるだけの1日が、寝て、スマホ見て、YouTube見て、ラジオ聞いて、の1日になった。

少しずつできることが増えた。

家事ができるようになったのが大きかった。

何も考えずに目の前の家事に集中できるのが楽しかった。

「外に出ましょう」と医者に言われたので、適当に家の周りを歩くことにした。

買い物もわざわざ歩いて行くようにした。

散歩が楽しくなっていった。

 

だんだん自分の中が変わる感覚があって、コンサートや舞台もこれまで通り楽しみになってきた。

漠然と抱えていた人生への不安はどこかに消えて、なんか前向きになった。

生きるのにはお金がかかるので、そろそろお金を使うだけじゃなくて、稼がないと、と思うようになったのもあったが。

前向きになったからそう考えたのか。金がそろそろ欲しいと思ったから前向きになったのか。数ヶ月前のことだが全然思い出せない。

でも、4月になって「あ、自分、前向きになってきたな」という感覚を得たのは覚えている。

 

今回は知能テストみたいな心理テストもした。

考え方の癖もちゃんと考える機会を得た。

私はストレスが溜まると攻撃性が外に出やすいそうだ。

思い当たる節がある。その癖を聞いた時は居心地の悪い気持ちになったが、ちゃんと知って対処するのが「大人になる」ってことなんだろうな、と考えた。それから出来るだけその癖があることを頭の片隅に置いているが、感情的になるとどうしても飛び出してくるのでまだ修行が足りないなと思っている。

 

好きなアイドルが増えた。

ジャニーズの名前が無くなった。

だとしても好きなアイドルたちはなくならないけど、前よりも受け止める心が柔らかくなってしまったのかどうしても曲が聴けない時があったりして、サブスクで別なアーティストの曲や中高生の時に聞いていた曲を聴くことが増えた。

昔好きだったものは大抵今も好き。

私は滅多なことがなければ飽きたり嫌いになることってないんだなと思った。

飽きたとしてもしばらく経って思い出してまた出会って「好きだ」と再確認することが多い気がする。

 

休職から復帰の期間中にSixTONESが好きになった。そして、髙地優吾氏を転げ落ちるように好きになっていった。

彼を好きになった理由の一つに「ああいう身体のスタイルになりたい」がある。見た目のかっこよさや性格ももちろん好きだが、彼のもつ外見へ対する「憧れ」が大きかった。これは既に好きな他のアイドルにも多少はあるけれど、「あなたが担当を好きな理由は?」と聞かれた時にすぐ口にする理由としてはなかなか上がらないのだが、例外的に彼の場合は速攻で口にしていると思う。それくらいの感情の大きさである。

 

SixTONESの持つグループや作品の色は、どちらかといえばダーク系、ストリート系な感じで、男性にも好まれるような感じが多い。クールでかっこよくて、時に暴力的、とも感じられるようなもの。

 

そこから、ふと小学生の頃、「男の子」に憧れていたことを思い出した。

どちらかといえば昔からかっこいいものが好きだった、という記憶がよみがえってきた。

小学3年生ごろから典型的な女子と男子のそれぞれの社会がクラスにできる。おそらくカーストだったり、派閥ってものなんだろうけど。

わたしは女子特有のソレが肌に合わず、小3,4はほぼ男子たちと一緒に過ごした。

みんな対等で、男子を殴ったり蹴ったりもしたし、逆に殴られたら蹴られたりもした。

その男子たちは小5に進級する際のクラス替えでバラバラになり、わたしは家が近く腐れ縁のような友人と同じクラスになったので、その男子たちと遊ぶことはほぼ無くなり、自然消滅のようなかたちになった。

脱線するが、この時に性別関係なく対等に接した結果、つるんでいた男子たちのうち同じ中学に進学した一部から恋愛感情を抱かれていたらしい。男女問わず友情が成り立つと思っている大元はこの小学生の頃の体験だったのか、と膝を打ちつつ、昔から変わっていないことに笑ってしまった。もちろん、当時もその恋愛感情には全く気がついておらず、周りからやたら言われていたが「なんでそうなんの?」と私は顔を毎回しかめていた。側から見れば残念な女の子だったろう。大きなお世話だが。

 

さて話は小学生の頃に戻る。

小5,6の頃はショートヘアで、時に男の子みたいな髪型になっていた。それは単に髪を結ぶ面倒が減るからという理由からだった。

元々ピンクは好きじゃなかったので、服の色もそれ以外を着ることが多かった。レッドソックスのTシャツかっこいい!と買ってもらったことがある。スカートもなんか好きじゃなくて、その頃からパンツスタイルだった。

ある時お店で男子に間違われた。そりゃ見た目なら男の子みたいな格好をしていた。今でもその店員さんは悪く無いと思う。

ただ、当時の私はどこかショックを受けたようで、見た目で女ってわかって欲しいと心のどこかで思ったらしい。

中学になってからは基本的に長髪である。

気まぐれにバッサリ切る時もあるが、完全に気分だ。

 

中学2年生で嵐に、ジャニーズに出会った。

それまでの趣味は女の子らしいものとは言えないもので、ようやく世の中の女の子と肩を並べられた気がした。でも、これまでの私を知ってる人は、ゲームばっかりやってる私がジャニーズにハマったことを聞いたら100%驚くだろう。実際両親も驚いていた。

打ち明けることに時間はかかったけど、驚く人はいても否定する人はいなかった。これは周りに恵まれていたと思う。

 

多感な学生時代を過ごし、社会人になった今でも「ジャニーズ」、「アイドル」たちが好きだ。名前が変わっても、それは変わらない。

そして、「ジャニーズ」「ジャニヲタ」の文化に影響されたアイデンティティみたいな部分もあると思う。

 

いわゆる「男らしさ」「女らしさ」の部分である。

彼らは我々ファンを女性として見てくれる。だから「女の子」の格好をするファンが大多数だ。

元々そういうファッションには興味がなかった。でも、年齢を重ねるごとにそういう方向にも興味や憧れが自然とできた。

最初はそう着飾ることでわたしも「ジャニヲタ」に中身だけじゃなくて見た目もなった気がして楽しかった。

でも、どこかのタイミングでなんで自分の本当に好きな服装じゃない格好に着飾ってるんだろうな、と考えてしまった。

「ジャニヲタ」という言葉に酔っていたのかもしれない。

 

休職期間に思ったことがある。「何か変わるチャンスを得るなら今」だと。

徐々に回復してきたタイミングで、ピアスを開けた。元々興味もあったがタイミングがなかったのと、痛みと恐怖を乗り越えたら新しい自分に会えるのかも、と思ったから。

脱毛に通い始めた。お試しクーポンが手元にあったのもあるが、これも新しい自分になりたいと思ったから。

パーソナルカラーと骨格診断を受けた。これも興味があったから。

理論的に似合う服を知ることで、服に悩むことが減ったらいいと思った。理論に沿った方がより自分が魅力的になれるのでは?とも思った。

特に骨格診断を受けてまず思ったのは、元々自分に似合うな、良いなと思ったものがそのまま結果に出たということ。直感は外れなかった。

そして幸運だったのは、私はそういうファッションが好きだったこと。

そして、その服はどちらかといえばクールでかっこいい感じができる。

 

小中学生の頃と大きく変わったのは、社会が変化し続けていることもあり、ジェンダーレスが当たり前に通じることになったことだ。

おそらく私が昔していたようなボーイッシュな格好は今じゃジェンダーレスにも言い換えられるだろう。

それがだんだん当たり前になってきたので、洋服も男性物も女性物も問わず広く着用するようになってきた。

これまでジェンダーとかLGBTとか直接関係ないと思ってたけど、自分の趣味や嗜好といった大きなものに少なからず関係していたのだな、と今年ようやく自覚した。

 

そして、それを実践するようにした。

かっこいいものも、かわいいものも好き。

ストリートカルチャーなんてめちゃくちゃいけてる。「すばらしきこのせかい」が教えてくれた。

万博のミャクミャクかわいい。

ジャニーズありがとう。

アイドル最高。

サカナクションの音楽で生きている。

刀剣乱舞山鳥毛にここまで心惹かれるとは思わなかった。

バケッチャマッギョヒトモシ、ヌオー…目が点のキャラクターばかり好きになる。上げたらキリがない。

アランジアロンゾはいいぞ。

伊藤若冲水墨画が好き。

乗り物が好き。電車はテンション爆上げ。

ラジコのタイムフリーに出会えてよかった。

 

自分に素直になって、そんな自分を好きになって、なんて幸運なことか。

 

いつか息を止める日が必ず来る。

それならその日まで「自分には素直に」過ごした方がお得だよ、と今の私は思っている。

やれることに限りは必ずあるけれど、その範囲のでやりたいことをやるのだ。

人は多面的な生き物だから、色々な要素があって当たり前。好みに一貫性がなくてもいいじゃない。好きなものがたくさんあって時間が足りないくらいが、私には合っているのかもしれない。

 

そう考えるようになったら、なんだか少し気が楽になったのだった。

ようやく自分が「おとな」になったような気もした。

 

 

 

「星降る夜に出掛けよう」感想

 

はじめに

初めて大阪まで遠征しました。

まさかコンサートよりも先に舞台で遠征するとは思いませんでした。とほほ。

全ては髙地優吾さんのせいです。

 

そもそもSixTONESのFCには入っていたので、6月の南座決まった時のメールもちゃんと目にしています。

ジャニーズの3人が主演?

6月と10月?

南座と松竹座?

脚本演出が坂東玉三郎さん?

この時点で舞台好きとしてはウズウズしたのだが、いかんせん東北から関西は遠い。

関西在住の従兄弟がいるが、それだって年に一回来たらいい方である。

飛行機でも新幹線でも、絶妙に手間がかかる…。

 

だが、ここでアクシデント。

うっかり髙地優吾さんに魅了されてしまう。

と、なると、生で見たくなる。

幸いにも現場はあるが、10月の大阪松竹座

しかし、私の職場は10月から繁忙期。

なのでFC申込の段階では関係ないですねーと全く気にしなかった。

しかし!そこでまた面白い事が起きる。

公演期間が開くと何が起こるか?

ファンの感想がゴロゴロ転がっているのだ。

申し訳ないが王子のビジュアルは個人的に好みではなかったので資料として見たにすぎなかった。

舞台で上演される内容の方が面白すぎたのだ。

中では3本の短編が繰り広げられるが、たジョン・パトリック・シャンリィの戯曲集「お月さまへようこそ」と、世界中で愛される名作文学、サン=テグジュペリの「星の王子さま」を題材としている。

 

熱心なファンもいて、この内容を噛み砕いて紹介している予習ブログ記事もあったのでそれを読みました。

星降る夜に出掛けよう 予習メモ - ショータイム

 

「これ、舞台好きが好きなタイプの劇では?」

ぱっと見難しそうな話だが、実は普遍的な価値やテーマが隠れている。受け手が演目を見て少し考える事ができる劇だとピン!ときてしまった。

 

これは絶対見たい!!!

 

さて、改めてスケジュールを確認してみよう。

…なんとたまたまなにも予定がない土日空いているではないか。

 

えー、一般チケットは?

…これから発売じゃないか。

 

ええい、ままよ!!!!!!

 

なんてことがあって見てきました。観劇回は10/14昼、10/28昼(大千穐楽)。まさかの2回。

10/15追記部分は赤、10/28追記部分は紫に色分けしています。

 

さて、前置きが長くなりましたがここからが本題。「星降る夜に出掛けよう」感想です。

もちろんネタバレあります。

 

1つ目

星の王子さま

飛行士が髙木雄也、王子が髙地優吾。

飛行士の独白から始まるが、ここの一言目で度肝を抜かれた。

髙木さんってこんなに声良かったっけ!?

こんなに舞台映えする発声するんだ!?

今回の舞台で1番の発見は「髙木雄也の声と発声の良さ」かもしれない。

途中途中歌うシーンもあるんですが、そこでも響かせ方をわかっていて、いやこれもっとミュージカルに出てほしいな……と初めて演技見たのに夢中になっていました。

さて、一方の髙地さん。動きが映える。

王子衣装のマントをひるがえすところがすごく上手い。

そうそう。王子衣装、背中がご開帳しているんですが、それをすっかり忘れていまして。

後ろ向くシーンが一度あったので、衣装の詳細確認しようと双眼鏡で見たら素肌で「!?!?」ってなったり。

そもそも王子は地球人から見たら宇宙人だし、アレが服とは限らないのかも…?笑

目で見えるものだけがほんとうとは限りませんし。

いや、それならマントはなんなんだよ、とセルフツッコミ。

以下は個人的な意見ですが、飛行士がおとな、王子がこどもの比喩だとすると、あどけなさを出すことが必要な王子役としては髙地さんぴったりでした。

最後に「眠る、歌う」という対になるシーンがあるけれど、王子はモゾモゾ動きながら寝てて、飛行士は全く動かないというのがまた細かい演出で好きでした。

この2者は月と太陽でもあったんだろうな、と照明演出で考えつつ。

もしかするとイマジナリーフレンドなのかもしれない。

ふたりでひとつ。

とっつきにくいな、と思っていた星の王子さまのお話ですが、少しだけわかったような気がしました。

 

10/28追記

さて、10/28大千穐楽を迎えたので以下、その追記です。

2週間ぶりの王子さまはより「純真無垢」な「こども」になっていました。

歌い方は平坦で、ビブラートもなく、とにかくストレート。

衣装の背中空いてるのは、地球人とは違う感じを出した?というのは前回も考えたけれど、追加で「目に見えてないものは近くにも案外転がってる」って暗喩なんじゃないかと思ったのでした。なんせ、マントを外していてなおかつ観客全員がほぼ確実に気がつけるというタイミングが、唯一背中を向けるシーンだけなので。

「大切なものは目に見えない」にも通ずるところではある。灯台下暗し。

 

 

2つ目

ウォルターが髙木雄也。ジムが中山優馬

2人は大親友。

セリフが非常にアメリカっぽくてもっと大笑いしたかった。会場内が真面目でクスクスあんまり笑わないから戸惑ってしまいました。ごめん。

午前2時、というのは日本でいう丑三つ時ですね。

あの世とこの世というか、人ならざるものがあらわれる時間。

ここも、おとなとこどもの対比があるのだろうか?なんて。というか、3本通してそういうものが根底にある気がします。

そして最終的に親友を失ってしまうウォルターとジム。

こどもの時の関係性がそのままおとなでも続けられる、というのは奇跡に近いのかも?なんて思いながら。

あとはこの話は「信頼」というのも見え隠れしてるな?なんて思ったり。

 

優馬さんは最近はずっと舞台の人というイメージだったので不安感は全くなかったです。

もうバッチリ。

しかしまさかキーボード弾くとは知りませんでした。

そこはびっくりしました。

 

3つ目

痩せ細った男が中山優馬。ひどく悩む男が髙地優吾。互いに真剣に会話をしているうちに幽霊や妖怪が消えて、

“一緒に来て。二人で星降る夜に出掛けよう。”

というセリフに繋がり、満点の星空でフィナーレを迎える。

 

10/15追記

痩せ細る男が上辺だけのコミュニケーションの比喩として仮面(化粧?)と服を脱いだアンサンブルと共にダンボールに仮面と服を詰め込んでいくシーンは滑稽で個人的にはユニークで好きです。

現代のジェンダー論ではなかなかああいうのは難しくなっているのかもしれないけど、そういうのは抜きにして、戯曲が書かれた時代も汲み取って理解する必要がある、というのが今後のカルチャーを受け取る側の頭に一つ入れておかなければいけないことだと思う。

単にあそこで女性なのはなぜか?と言われれば男と女のコミュニケーションは極論を言えば本能に帰結するからであり、女性のメイクアップはある意味仮面であるから。

と、いいつつ、男女関係なく我々は他者とのコミュニケーションを取る際には何かしらの「仮面」をかぶり、少しずつ距離を測りながら対話をして、その「仮面」の下に書かれている「自己」をぶつけていく、のであるが。

痩せ細った男と女達のシーンはまさに「仮面」のシーンであり、痩せ細った男とひどく悩む男のシーンは「仮面から自己」のシーン、と理解することも可能だろう。個人的にはそちらの方が理解しやすかったな。

 

 

Sexy Zoneの曲名じゃないけど、「本音と建前」というワードがぱっと浮かんできました。

痩せ細った男のセリフに無知とか無関心というのが出てきたので、「思考停止」というのもあるかな?

思考を停止してしまい現状のままでいること、それはほんとうにいいことなのか?

思考停止から現状を打破していこう、それが「一緒に星降る夜に出掛けよう」に繋がるのだと思います。

 

なぜ「星降る夜」なのか

個人的に考えていたのは、星は常に空にあるけれど、夜にしか見えない、という点。

大切なものは目に見えない。

それは、近すぎて見えなかったり、見ようとしてなかったから見えてなかったり。

この3本目の悩む男のセリフで「星や惑星が」と明確に星と惑星が分けられている点に少し引っかかったのもあるのですが。

太陽系の場合、惑星は基本的には自分では燃えていません。太陽の光を浴びて光っているように見えます。

一方で太陽系の外の星々、オリオン座とかベテルギウスとか夏の大三角とか、あれです。

あれは「恒星」と言って、自分で燃えて光っている。

だから、遠くにいてもこちらから見える。

その星々が一斉に解するのが「星降る夜」。

自分で輝けるもの、人の光を浴びて輝くもの。

全て等しく輝く世界。

そんな世界があったら、また違う世界を見られるのかもしれない。

 

10/28追記

「真剣になったから」というセリフから、「真剣になる」と「あの星降る夜に出掛けられる」ので、髙木さんが合流したあの場は全ての歌の終着点、なのかもしれない。

3つの話が歌のシーンで必ず話が終わるが、その必要性は?という疑問。わざわざ歌を使うのであれば、そう考えた方が自然ではなかろうか。

なので境目がわかりにくくなっている「オネスティ」は2つ目の話の曲であろう、と推定しています。ちなみに「オネスティ」歌唱時の優馬さんの衣装とピアノ、実はあのパーティ会場の場面だったんじゃないか?と想像しました。あそこで歌を披露して、女の子にキャーキャー言われてたのに親友によって靴を台無しにされ、挙句、かけがえのない友とも別れてしまう。切ない……。

 

3つ目の話の曲は、唯一最初から3人全員で歌われて終わります。やはりここが全ての終着点です。唯一全ての話に登場する髙木さんですが、ポジティブな別れとネガティブな別れを経験しているという点で、この舞台全体の要素を併せ持つ存在になりつつある。だから「髙木雄也」が登場しなければ物語は終わらない、のではないだろうか?この辺りの話はメタ視点の話にもなってくるのですが、感想の1つとして残しておきます。

なぜ髙地さん演じる男が途中でキャスケットとジャケットを放り投げるか?ということも引っかかりまして。「取り憑かれた男」を印象付けるようなアイテムを取っ払うわけです。うわべを取り払うという意味も考えましたが、あそこは単純に、3人の役者そのものが立っているのかも知れない。

役を印象付ける「アイテム」を退場させて「中の人」を登場させる。

それぞれ2役を演じた「髙木雄也」、「中山優馬」、「髙地優吾」という役者。散りばめられた要素を当てがわれた役を演じたことでその要素を役者が取り込み、その役者が揃ったことで物語は完全体になって、幕を下ろす。

何度も言いますがこのメタ視点の感想は色々考えてたどり着いた一つの考えなので、ソースも何もないです。勝手な想像です。妄想の産物。

 

この時の舞台装置は床の回転装置ですよね?普段はセットの転換に使いますが、今回はセットが無く奥まで解放しているからこその使い方。舞台ならではの演出。

広い世界を自由に駆け回る姿。それまでとは違い明るい世界。孤独に別れを告げた世界、とも言えましょうか?

 

ショータイム

さて、劇が終わるとショータイム。

個人的にグッときてしまったのは、「Mack the Knife」。

たまたま、この時期に、この曲を披露することになったのだろうけど。

この曲を聴くとA.B.C座を思い出してしまう。

初代ジャニーズのあの物語を。

このタイミングでまた聴く事ができてよかった。

 

ショー部分は全身で楽しんでしまったので特に感想という感想もないのだが、非常に昭和歌謡の香りの強いショータイムだったな!と。

でもそっちの方が映える。

私は好きなショーでした。

 

10/28追記

星の王子さま」とは大きく異なり、ショータイムは曲の盛り上がりに合わせて、声質やビブラートのかけ具合、声量変えてた。完全に「大人」の世界。ある1人の一生を歌うから曲が進むのにあわせてだんだん表現が大きくなっていってたかも、しれない。「死んじまった」という歌詞のところの盛り上がりは素晴らしい。あのような響く声が出せる人だと知れただけでチケット代からお釣りが来た。

 

 

さいごに

あらすじだけ読むとハテナマークしか出てこなかったけど、私にはとっても合っていた舞台で、心の底から今回生で見る事ができて良かったと思っています。

この舞台に出会わせてくれた髙地さんに感謝です。

 

10/15追記

パンフレットを見ると、「孤独」「希望」と言ったワードが頻出していた。

確かにセリフでも、人は孤独、といった内容が3本通して出てきた。

1本目と2本目は孤独になって終わるが、3本目は孤独だったものが孤独でなくなり物語は終わります。

コロナ禍を経たから余計そういう「孤独」や「他者との関わり」、「コミュニケーション」、と言ったものに再び目を向けられ始めた現代社会。

そういう今だから、「もう一度、人と顔を合わせて話してみませんか?」と言う問いかけをするような、そんな舞台だったと思います。

 

星空の中のシーンは3つのお話が交わる銀河系の1つにも見えて。実際に両脇壁面の上部に外から銀河系の照明が投影されていたような?ここのシーンかは忘れてしまいましたが。

だから、あのシーンの3人は、3人に見えて6人なのかもしれません。

飛行士とウォルター、どちらも友が離れていったもの。

ジムと痩せ細った男、友から離れたものと人に近づいていったもの。

王子と悩む男、友から離れたものと、人が近づいてきたもの。

 

友が離れていったものを演じた髙木さんが飛び込んでくるのも、離れたからこそこちらから近づく、ということ?なんてね。

 

髙地さんの役ってどっちも「人ならざるもの」の関わりが深いですね。

王子は地球人じゃない以上、宇宙人だし。

悩む男は幽霊や妖怪に付き纏われている。

3人の中では「この世」の要素が1番薄いので、1番こどもに近い存在でもある。

さて、日本的な考えだと、7歳まではこどもは神様からの預かりもの。まだ穢れのない時期で「あの世」の所属なんだとか。

それなら王子が神様から「飛行士を助けてやって」という声を聞いた、と言うのも頷けるような。

思考は飛躍しすぎてきましたが、そんな考え方もできて、非常に行間のある舞台でもありました。

 

以下はTwitterに先に上げていた箇条書きの感想の再録プラス追記。

・雄也あんたが一等賞。パンフレット読んだらめちゃくちゃ歌をしごかれたって書いてあったけど、そんなの気が付かないくらい歌がうますぎてびっくりした。1番最初のセリフでぐわっ!と舞台の世界観に引き込まれた。本当にすごい。
優馬さんってピアノ弾くんです?!
・ハンチングゆご最高!!!あの役の衣装がこの舞台の中で1番好きなので我ながら好みがぶれないと思った。
・ショータイムのタバコ演出、ちょーかっこいい!!!でも私は別の点(事前にホームページとかに注釈なかったこと)で大笑い。これの元ネタはカトシゲ舞台であるのでフォロワーにしか通じない小ネタです。ごめんね。
アメリカの馬鹿馬鹿しい内容のミュージカルやろうよ!増田さんのハウトゥーに続いてほしい!!!と2本目見て思った。

・髙地優吾さんもっと場数踏もう!!!経験がものを言うってのもあるんだけど、もっと髙地さんの舞台を観たいというのもある。こっから彼の成長期見ていける未来は最高ですね!
・雄也はなんであんなに声響いてるんですか!?セリフの声質も良いしこれからガンガンミュージカルやるべき逸材だと思います!!!既にやっていたらすみません。
・ショータイムで並ぶたびに3人の肩幅の違いで笑ってしまった。しっかりしっかりひょろい。
・カテコの3人のお手振りの方向性の違いでまた笑った。雄也は控えめ。髙地さん、舞台から指差しするんじゃないよ(笑)コンサートみたいで笑っちゃったじゃん!!!

 

10/18追記

前回よりもしっかりと役が自分の中に染み込んでいて、髙地優吾を感じる"余裕"はほぼなかったです。髙地さんも当たり前にもやること吸収するタイプの人間だとわたくしが自覚しましたので、今後も媒体・種類問わず色んな経験をしてほしいと思っております。というか昨年出た「夏の夜の夢」、デビューしてて外部初でそんな有名どころに出るのって稀では?しかも主役級じゃない。今回も見てて、なんとなくだが、よく出てくるけど主役級じゃないポジションが非常に似合う直感がありました。なんなんだろうか。良くも悪くも非常に「アイドルらしい」「人ならざるもの感」のオーラを持ちつつ、一方で、「人間らしい」「自然体」のオーラもある。そこの彩度差がはっきり出る人なんだろうか?そういう不思議さがあるからこそ、髙地優吾という人は見ていても興味深く、いつまでも飽きないんだろうなと思っている。

 

なお、この日更新のジャニーズweb「優吾のあしあと」でも、舞台が大好きでもっと鍛えたいという記載があったので安心したのでした。

 

A.B.C-Zのオタクもしているので、地味に舞台を見ている回数が増え続けているのですが、他のグループのオタクって毎年毎年必ず舞台見る機会があるとは限らないよな?と改めて実感したのであります。というかA.B.C-Zが恒例行事のように個人で舞台に出まくっている。しかも外部舞台しかないのか?というレベルで、というのが特殊なのかもしれないが。

 

 

 

「こっから」でっかい愛と感謝を

2023年9月23日。

YouTubeに上がっているSixTONESの公式動画で、初めて一億回再生を突破した、「こっから」のMV。

 

今思えば、この楽曲に出会わなければ、自発的に「SixTONESちょっと勉強しようかな?」と重い腰を上げなかったかも、しれない。

 

その前にドーム公演には入ったものの、「SixTONESのコンサートはどんなものか?」を見るために、体感するために行ったので、ほとんど記憶はない。

曲も予習がほぼできてなかったし、なんならノリノリの曲ばっかりだから踊り狂って終わった。

 

ABAREROのリリース時点で、「ジャニーズのシングルの表題にこれ出せるから絶対追っかけてたら面白いよな」という、オタクなのか、ちょっと音楽好きなのか、よくわからない感想を抱いていた。

もしシングル表題に選ばれても、これまでならきっとダブルA面かトリプルA面シングルにされてしまうから。

 

そしたらドラマの主題歌が「こっから」で、普通なら「こっから/ABARERO」のダブルA面だろうと。

そして、楽曲的にも「こっから」はめちゃくちゃどハマりした。

中学の部活で吹奏楽をやっていた影響でブラスサウンドは大好き。

自然に音にのることができるサウンドで、これはCD音源が欲しいな、と思った。

 

フルサイズをCDTVで見た後だろうか、それともMステを見た後だろうか。

それは忘れてしまったが、勢いで初回AB通常の3種セットを予約してしまった。

コンサートのライブ音源もあるし、映像も入るし、これは手元に置かなきゃと思ったのだった。

 

コンサートのライブ音源。

アーティストによってはそれだけのアルバムを作る人もいるが、基本ジャニーズはやらない。

だからこそ初回の特典とはいえ、音源だけ聴けるのが嬉しかった。

コンサートだけのリミックスされてる楽曲もあったりするので、それを聞きたい!となった時にいちいちDVDを再生するのが面倒というのもある。

 

そして手元に「こっから」の3枚が来た。

通常盤に「ABARERO」の別バージョンが入っている。個人的にはシングルカットよりこっちのバージョンが好きだ。

 

3枚買うと4〜5000円という、なかなかお高くなったCDですが、その値段でいいのか?というくらい「こっから」収録楽曲で楽しんでいる。

 

 

だから、たまたまTwitterで「ジャニーズ最速一億回再生めざしたい」という言葉を見て、自然とYouTubeを開いていた。

 

昔からこういう再生数を稼ぐことはあまり得意ではなくて。同調圧力のように感じで反発したり、考えてプレイリスト作ってずっと再生するってこともできない人間。

でもそんな人間が、思い立った時にYouTubeを開いて、1日最低でも一回「こっから」のMVを見る、という行動を繰り返していた。

 

そして、今日、目指していたところに、ひとまず到達した。

 

ここ数日の伸びっぷりはすごくて、達成した瞬間のTwitterのTLはお祭り騒ぎだった。

 

でも、ここからが本当の勝負だよな、とこの先の未来を真っ先に考えた。

きっと明日も思い出したかのように「こっから」のMVを再生していると思う。

 

 

「こっから」が背中を押してくれたから。

わたしはこのタイミングで、SixTONESに出会えて。

純粋に音楽って楽しいって気持ちを思い出して。

変わり映えのない毎日が少しだけ変わり始めて。

この人生を楽しもうと思いなおしています。

 

 

この曲に関わる全ての人に、でっかい愛と、でっかい感謝を。