はじめに
タイトル通り、私は嵐のオススメアルバムは?と聞かれたら「HERE WE GO!」をあげる。
理由は簡単で、この作品だけが嵐のアルバムの中でとんがってるからだ。
嵐というパブリックイメージを感じるなら、他のどのアルバムを聞いてもらったほうがいい。
ましてや、普通のファンは他のタイトルを上げるからこそ、私はこれを選ぶ。
とはいえ、今の嵐の持つパブリックイメージからはとんがってるだけで、KAT-TUNやSixTONESの楽曲に親しんでる人からしたら通常営業だ。
今回は、それのA.B.C-Zバージョンである。
A.B.C-Zのパブリックイメージってなんじゃろな
5年ほどガッツリA.B.C-Z担、戸塚担をしてきて、「A.B.C-Zって最高だよ!?」言ってきたが周りにA.B.C-Zにハマったのはダチだけだった。そんなダチも河合郁人脱退で卒業した。実はこれを書いている筆者も、この脱退のことがあり、茶の間えびファンにランクダウンした。
アクロバット、イケメンがいない、DVDデビュー、あのグループ推してるファンどこにいんの?(ここにいますよ!!!)なんてことは残念ながらよく聞いた。
世間にA.B.C-Zのエンターテイメントが100%伝わってなかったんですよ!
確かにYouTubeやサブスク解禁する前って、ジャニーズのグループの新規開拓ってアナログだった。テレビで見つかるか、なんか急にバズるか…ましてや曲はリリースされてもMステで聞くくらいで毎回アクロバットに目を奪われて大体の一般人は曲が耳を抜けていく。
その結果私も「音楽の日ずぶ濡れShower Gate出の戸塚担」である。バックについたSnowMan(当時は六人)ごとずぶ濡れになったあれである。たまたまあれをリアルタイムで見てしまったら唖然である。「え、おもろ。」ってなってファンになるようなのはどっかネジが緩んでいる人間くらいである。それくらいA.B.C-Zのファンはニッチでコアだった。
といいつつファンになってCDやアルバムを聞いたら、少年倶楽部を見るようになったら、良い曲は多いし、少年倶楽部を見るファン層には十分摂取する機会はあるじゃん?となる。
チッチッチ。
少年倶楽部を見ている大半はジュニア目当てだった。ジュニアの若いオタクは年上のデビュー組など眼中になかった。
その他にもマネジメントというか、売り出しの戦略とかがファンがちょっとどころではないレベルで不満が溜まったりしていて。
そこに河合郁人の脱退。
もうダメだー!
みたいなお通夜でした。あの夜までは。
A.B.C-Zサブスク解禁。
思わぬところにきっかけは転がっていると言うけれど、これを機にXのジャニオタがA.B.C-Z聞こうとかA.B.C-Zのこの曲好きとか言い出して、あれよあれやとその日の再生回数ランキングに入る。
みんなA.B.C-Zの曲好きじゃん!!!!!!
YouTubeにこれまでも公開してきたのに!!!
確かに公開はしていたのだがグループのチャンネルじゃなくて、ポニーキャニオンのチャンネルだったのが地味に広がらなかった理由かもしれない。
おすすめアルバム「Going with Zephyr」ってなんぞや
筆者がA.B.C-Zサブスク聞いて気になってる層に次にお勧めするのは、アルバム「Going with Zephyr」、それを引っ提げて回ったツアー「Going with Zephyr」のライブDVDである。
これは2019年リリース。
えっ、コロナ前の話!?
A.B.C-Z「A.B.C-Z 2019 Going with Zephyr」SPOT - YouTube
A.B.C-Z「Going with Zephyr」全曲ダイジェスト① - YouTube
A.B.C-Z「Going with Zephyr」全曲試聴ダイジェスト② - YouTube
全曲ダイジェストを聞いてもらうか、ライブDVDのスポット映像を見てもらえればと思うが、「A.B.C-Zのパブリックイメージ」の笑顔!アクロ!元気!みたいなの、ないですよね。色でいう原色よりも、白黒ですよね。
ちなみにアルバムリード曲のMVはこれ。
A.B.C-Z「Crush On You」 ミュージックビデオ - YouTube
これが解禁された時、「ようやくバチバチに決めたかっこいい大人なA.B.C-Zが見られる」と感激した。まあ、その後その路線が続いたかはお察しください。
アルバムはおしゃれな楽曲が多い。全体のまとまりもよく、ずっと聞いていられる。
コンサートの一曲目は「Welcome to the night」という曲なんだが、HiHi Jetsの「NEVER STOP-DREAMING-」好きに絶対刺さる。
「$10」好きにも絶対刺さる。というか似たような感じの曲なんだよね
アルバム「Going with zephyr」ってそういうアルバムだから。
アルバムでもコンサートDVDでもいいからさぁ〜‼️
ちなみにこのツアーの衣装で五関晃一さんの眼帯がお目にかかれます。刮目せよ。
本当は新品を買ってほしい!!!
でも聴くだけなら、借りるでも中古でもなんでもいいのでとにかく全部聞いてほしい。
筆者が富豪ならCDを配布できたんですけどね。
……他を推すので忙しい(途端に説得力がなくなる一文)
とにかく!!!
A.B.C-Zさん!!
ポニーキャニオンさん!!
次は「Going with Zephyr」サブスク解禁してください!!!!
うっかり手が滑ってYouTubeにコンサート映像載せて下さってもいいんですよ!!!!