2週間空いてしまいました。
台風来たりして忙しかったからまあ仕方ないでしょう。
特に被害はないのでご心配なく。
先日ジャニーズ伝説を見てきました。
ABC座自体、去年に続いて二回目。
2年連続のジャニーズ伝説でした。
Twitterでも出ているけれど、これまでと今回のジャニーズ伝説で1番大きく変わったのは戸塚さんの役。
ジャニーさん役が消え、ストーリーテラー役になりました。
それに合わせてか、はたまた舞台に上げるJr.を増やすためかはわからないけれど、ストーリーテラーの話を聞く子ども役も増えました。
ストーリーテラーが語るシーンが増えれば、時間もその分長くなりますが、昨年と公演時間はほぼ変わらず。つまり、昨年よりもシーンが削られています。
そのため、「ジャニーズ」というグループがどう生まれて、どう活動して、どう解散していったのか、を感じるにはだいぶ説明がなくなってしまったと思いました。
そのかわり、「ジャニーさん」がどうしたか、という観点も追加されたわけでもなく。
「ジャニーズ 」というグループではなく、今の今まで続いている「ジャニーズ 」という文化がどう花開いていったか、そして今日までどう続いているか、というところを強調していたのだと思います。
ジャニーさん亡き後の「未来」の話をするにあたってこうなったとは思うのですが、いかんせん「文化」の話というのは、見てるこちらにもある程度の理解力がないとわからない気もします。
さて、「ジャニーズ 」の物語が一幕とすると、二幕は「ジャニーズ」のショータイムです。
A.B.C-Zメドレー、ジャニーズ メドレー、ABC座メドレーの3本。
このラインナップから見ても、過去を振り返って「未来」の話をしようとしている姿がわかる気がします。
ジャニーズメドレーは、パンフレットにあったように、河合さんの選曲のようで。ジャニーズが好きな彼らしいチョイスだと思います。
少年隊の ONE STEP BEYONDが流れた時はびっくりしました。自分がこの曲知ってることにも驚いたけど、調べたらこの曲仮面舞踏会のB面なんですね。そりゃ良い曲だわ。
ジャニーズメドレーでは、かっこよく踊る曲もあれば、しっとりと聞かせる曲もあって、ジャニーズの曲はいろんな要素が混ぜこぜになってるんだよと言われた気にもなりました。
NEWSの恋を知らない君への選曲は狙ってると思います。あれは歌が上手くないと難しい曲だし、今回のメドレーの編成上、サビのほんの少しのフレーズで魅せる・聞かせることが必要なので…。
ここ3〜4年でちゃんとA.B.C-Zを知るようになった人にとって、ABC座メドレーはとてもありがたかったです。この曲ってABC座から生まれたんだ!と改めて勉強になりました。たくさんの曲が生まれてきたんだな。
そして最後のYOU。ワイドショーでほんの少し流れたのを聞いただけでもすごい堂本剛さんの作る曲のクセが表れてる…と思いましたがそれは生で聴いても変わりませんでした。
最後「ビーザ ワンス」(英語表記じゃなくてすいません)って繰り返すところがあるんですけど、そこの白い服を着た出演者の皆さんと光が溢れる感じが、「母と暮せば」の最後、吉永小百合さん演じるお母さんが天国に行くシーンと重なって、「これが天国か…ジャニーさんもこういう景色見てたのかな…」って危うくなりました。
去年の最高のABC座を知っているので、色々思うことはあったけれど、終わってみるとこんな感じでした。あとは個人個人の好みの話だと思うので。
最後に個人的発見として、今回出演してる少年忍者の織山尚大くんがとても良かったことをお伝えします。