おやつにハニワは入りますか?season2

今はハニワよりも土偶にハマっている。

8.8をようやくぶっ通しで見た

2019年8月8日。

あの日私は東京ドームにいた。

いくつものたまたまが重なって、歴史の1ページに立ち会うことになってしまった。

 

あれから4年経って、ようやく全編を通して見た。

DVD自体は何回か再生していたのだが、HiHi Jetsにしか興味がなかったもので、飛ばし飛ばし見たいところしか見ていなかった。

そして今年、あの日「向こう側」になってしまったSixTONESのファンになり、彼らのパフォーマンスを見るのに手っ取り早く手元にあったのが、また、「たまたま」この8.8だったがために、本編を全部見ることにしたのだった。

 

本当にこのコンサートに入ったのだろうか?と思うほど、当時の記憶は断片的にしかない。

アリーナAの二列目という、恐ろしい席に入ってしまったのでメインステージしかほぼ見えなかった。センターやバックステージに行くと画面を見るくらいしかない。立ち位置的に美少年とAぇをやたら見かけた。スノストの発表の時は、ここから選抜されるのかと最悪の想定をして心がしんでしまいそうだった。デビューできておめでとうー!と高ぶった気持ちのまま、同行者とウェーイ!と叫んだこと。その後、のえるくんの涙で「こっち側」の気持ちが迫ってきて、胸が潰れそうになったこと。HiHi JetsHiHi Jetsでコールを全力でドームでできて心の底から楽しかったこと。終わった後にトンカツ弁当を買ってホテルで夢中で食べたこと。始発の新幹線で帰ってそのまま出勤したこと。これくらいしか記憶がない。

 

スノストが出てくるまでに何曲終わった?というくらい、冒頭はそれ以外のジュニアしか出てこない。そして、個々人の紹介VTRが流れてスノが出てきた。今考えれば別格の扱いである。

しかしあの時、9人になってしまったがために二度と聞けないと思っていた「Ⅵ Guys SnowMan」が目の前で繰り広げられて、わたしはそれで満足してしまったことを思い出した。この曲と「ZIG ZAG LOVE」が大好きだ。A.B.C-Zをおっているので、当時からバックについていた彼らは比較的目にすることが多かったのだが、増員を気にアクロからダンスに方向が若干変わり、その方向転換は仕方ないことではあると理解しつつ、あそこでわたしの中にあったスノへの気持ちは一旦終わったんだな、と改めて認識してしまった。

 

そして気球で登場したSixTONES

アリーナ席からは小さすぎてどれが誰なのか判別がつかなかった。

ある意味置いてけぼりである。まあスタンドの高いところまで上がっていたのはあの場面くらいだけなので本編からみたらほんの数曲なんだが、とにかく暇だった記憶がぼんやり思い出されてきた。

 

そこからMCまでは色々なグループが出て色んな曲やって。目が足りない時間のお出まし。わかんないからとにかく近くに来た人を見ていたんだと思う。腹筋太鼓はセンターステージなのでマジで遠目に見えて、光る棒バチにして〜!で笑ったけど「ああトンチキ……」と若干現実に戻される謎タイム。

 

そしてデビュー発表。

記憶しているほど個々が流れて映像でドーン!とデビューの文字が出る時間が長くはなかった。やはり完全サプライズだと体感時間は永遠に感じられるのだな、と冷静に受け止めた。

実はあの前にコンサート決まったよ発表もあったので、そこも経てからだと余計長く感じたのかもしれない。てっきりジュニアの規模でホールやらアリーナやらアジアツアーやんの?!と思ってて、デビューと全く結びついていなかったのが本音である。勘の悪い人間。

デビュー発表後間髪入れず曲に行くが、そこでちっちゃいジュニアがスノスト一人一人へ花束を持ってくる。当時は「デビュー良かったな〜!!!」と見ていたが、今は「今花じゃないだろ!!!」と真逆の感想が真っ先に出てきて笑ってしまった。

そして「FIRE BEAT」で全員また出てきて、ここでノエルの涙シーンが抜かれていた。

あれが画面にデカデカと出た時の観客の「ヒェ」は息がぴったりすぎてびっくりした。

 

そこからの少年たちコーナーが思ったより長かった。

今思うと少年たちコーナーやってからデビュー発表しなよ……と思う。時間的にダメだった?

構成が本当に謎。というか当時の副社長とセンスが合ったことはほぼ無いので仕方ない。

 

スノストコーナーが終わり、「ダイヤモンドスマイル」から、各グループ一曲ずつコーナーになるのだが、だいぶ記憶が抜け落ちている。

「ダイスマ」から「HiHi Jets」まで7曲くらい間がある。当時はその都度沸いていたのだろうが、本当に覚えてない。全力で楽しんでたのか?

 

このご時世絶対見ることはないだろう水着ジュニアコーナーが終わり、中学生以下退場。

 

青春アミーゴ」から、シャッフルコーナー。

青春アミーゴ」と「パラダイス銀河」は印象が強すぎて覚えている。

青春アミーゴでは目の前でみじゅきとりゅうがちゃんが踊っていて、同行者(龍我担)が大興奮していた。

パラダイス銀河はローラーが下手くそ組を見て大笑いして作間くんのジャンプでびっくり。ところでローラーへたくそ組に髙地優吾がいた。多分当時そこにあまり目はいっていない。むしろリチャに目がいっていた気がする。

「君が思い出す僕は 君を愛しているだろうか」、イントロが流れてびっくりした記憶。V6のこのバラードやんの!?と思ったら第一声がジェシーで安心した。他のメンバーもまあ納得である

「S.C」こと「チーム樹」、当時も今も歌詞が聞き取れない。最後「チーム樹!」と言った猪狩蒼弥さんが若くてかわいかった。

「アンダルシアに憧れて」、またラウール出てきて忙しいな!と思ったら人がたくさん出てきた。

最後の大人数でのダンスは圧倒された気がする。

 

「君にこの歌を」。少年たちの映画が公開されたこの年にやるのはもちろんだが、8月8日というこの日に歌うことにも意味があるのだろうか、と当時思わなかったことをぼんやりと考えていた。

わたしが3月11日を永遠に忘れられないように、8月8日を永遠に忘れられない人もいるし、むしろ忘れてはいけないのだ。たまたま、この年のこの日にコンサートが開催されたのだが、ジャニーさんが存命だったとしたらむりくりにでもこういう歌をセトリに入れるだろうな、と思う。

ただ、当時すでに入院中でジャニーさんの意識レベルがどの程度まで落ちていたのかはわからない。当時の副社長はどこまで考えていたのかはわからない。それでも、この曲がセトリに入ったことに対して意味を込めてしまいたくなった。

 

そこからは群衆演舞タイム(勝手に名付ける)

「Keep on」、「Daybreaker」がここで聞けたことは思い出になるだろう。

またジュニアの曲として聴ける機会があることを祈りたい曲の一つである。むしろCDCGより掘り起こしてほしいのだが。

 

今回通して見た時の目的にSixTONESのパフォーマンスを意識的に見るだった。

後半の黒に金色衣装が大変かっこよくて、うわこの衣装マジでツボだわ〜なんて思ってた。

前半で着てたかの有名な衣装、わたしは苦手なのです。あれ絶妙なダサさがあってジャニーズっぽいんだけど、勝負の時に着るやつじゃね〜だろ…と昔から思っていた。ごめんね。

髙地さんが案外探しやすいところにいて見やすかったんだけど、ダンス苦手だというわりに決めるところはちゃんと決めるタイプの動きになっていて、なるほど運動神経でカバーできているのか…!と感動していた。踊りこみすればするほど馴染んでくるタイプでしょ、あなた…。

 

 

さて、過去のツイートを遡ってみたところ、どうやらここで当時のわたしはこう思っていたらしい。

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いったい何を見て?そう思ったの!?!?!

 

 

 

感想はちゃんと文章にしよう。そう思った2023の夏だった。

 

次のわっしょいCAMPではちゃんと言葉にして書き残します。