様々な"担降り"

 

はじめに

「担降り」とは。

アイドルのファンをやめることである。

 

私は基本的に担当が増えていくタイプ。

しかも恋愛記事が出たり、自担が結婚したりしても、なんやかんやで受け入れてしまうので、担降りすることなんて滅多にないと思っていた。

でも今年数えるだけで2〜3?人?担降りをした。とはいえ担降りのパターンも色々。

今回はそんな話。

 

 

HiHi Jets

自担は猪狩蒼弥。

担降りのきっかけは髙橋優斗の退所。

 

は?

 

え、自担辞めてないけど?

グループは存続してるけど?

なんで担降りした?

などと声が飛んできそう。

いや、私もそう思った。

 

髙橋優斗の退所が発表された当初は、4人になってもHiHi Jetsの最後までは見届けようと思っていた。

 

しかし何度考えても、どうしても5が4になるのが受け入れられない。

私は「5」という数字が好き。

特にアイドルやバンド5人組というのが一番好き。

理由はしっかりあって、フォーメーションが綺麗になるからだ。

奇数なら同じじゃんと言われそうだが、3人だとちょっと寂しい。7だとちょっと多い。

変なこだわり。

 

髙橋優斗という「ザ・アイドル」が退所する。あまりにも大きな喪失感に襲われた。

 

その時に、「このまま4人を見ていたら、HiHi Jetsを応援するモチベーションが復活するのだろうか?」「彼らがデビューするまで一緒にファンとして踏ん張れるのだろうか?」と

結果として、「またここから頑張るぞ!」と前向きになることはなく。

じゃあ、5人時代のHiHi Jetsのファンで終わっても後悔ないんじゃないかと思った。

残念ながら、私の中に、4人になった彼らに向けた「執念」というものが生まれなかったのである。何がなんでもしがみつくぞ、という「執念」が。

本当ならば今一番支えなければならないと分かっていたけれど、「はい、よろこんで」とは、なれなかった。

 

そんなこんなで、元々YouTubeも真面目に見る方ではなかったけど、より見なくなり。

webの伝記も前より読む頻度が落ちた。

 

HiHi Jetsをちゃんと追っていたのはほんの3年だったけれど、いかに濃い3年だったのかと思った。

これまで応援できてよかった、と、ファンをやめることに未練も後悔も、すっかり消えていたのだ。

 

と、そんな感じで、しれっと、やめていた。

 

「担降りしたなー」と一番感じたのはこないだの戸塚祥太ソロコンの見学席にいた猪狩さんを見ても、「あ、猪狩だー」としか思わなかったことかも。

なんなら矢花がいたことの方に興奮してた。

 

とはいえ、嫌いになったとかでは無いので、全く見ないことはないと思う。

この先どうなるかわからないけど、デビューしたら記念に買いたいとは思っている。

 

 

KAT-TUN

自担は中丸さん。

きっかけは、中丸さんの謹慎。

 

中丸のバカー!!!!!!!

 

自担は犯罪さえ起こさなければいい、という極論があるが、もう一つあった。

やっぱり、「倫理的にそれは無いでしょ」という行動もダメです。

 

あの報道出た瞬間に、一気に熱が冷めた。

そもそも他の自担よりも、のめり込み度は低かったので、自担っぽさは薄かったのだが…。

謹慎が終わって戻ってきて、どんなに頑張っても、すぐにファンに戻れる気がしない。

 

この感情はNEWSから手越が抜けた時と同じだった。

あの時、グループを抜けた彼に対して即無関心になった。

好きの反対は無関心、になるタイプである。

 

ちなみに、最近ようやく「なんやかんや手越も頑張ってるんだな」くらい思うようになった。

 

なので同じことが、今中丸雄一に対して起こっている。

だから多分最低でも復帰して3〜4年くらいしないと許せないかも。

 

FC継続も正直迷っている。

コンサート行きたいから入ったところあるんで…

 

 

timelesz

担降りというより、卒業という感覚。

担当は松島聡さん。

きっかけは、改名とか色々。

 

初のドームをやった後から、Sexy Zoneに対しての熱が冷めていたのはある。

ここも5人組だったのが4人になった。

さらに、中島健人の脱退、グループ名の改名、メンバー追加オーディション。

 

あ、私の好きだったSexy Zoneはもうとっくに過去になってたんだ。

そう、明確に思った。

 

5人揃った姿を見たのは、もう、何年も前の横浜アリーナでのコンサートが最後だった。

 

今年のtimeleszツアーに行った。

このコンサートを見たら、自分の中できちんと整理ができると思ったから、チケットを取った。

これで本当にSexy Zoneは終わるし、timeleszが始まる。でも、この3人体制のtimeleszも、これで終わりかもしれない。次のツアーはオーディションから入った子がいるかもしれないから。

今年のツアーは、私にとって、彼らから卒業する場だった。

これまでたくさんのものをありがとうございました、と未練なくバイバイできた。

 

先日から断捨離をしているが、Sexy Zoneグッズはほとんど手放した。

笑えるくらい大した金額にはならなかったけど、量としてはそこそこあった。なんだかんだ5年くらい応援してたんだな、うちわは全部。ペンライトも一部手放した。

 

担降りって、がっかりすることがあってするパターンの方が目立つが、私の場合は「満ち足りた」時に担降りするのかもしれない。

 

 

おまけ

担降りするだろうなと思ってできなかったところがある。

 

A.B.C-Zである。

 

自担は戸塚祥太

きっかけは河合郁人の脱退。

 

今年の4月くらいまでは、本気で A.B.C-Zのファンも辞めると思ってた。

ここも5人組で、それが崩れるのが受け入れられず。

あの河合郁人がグループを去るなんて予想もしてなかった。

 

そしたら掛け持ちしてる他のグループ、まあHiHi JetsKAT-TUNなんだが、そっちも色々あったり。

 

何よりも、戸塚祥太がバンダナを手放したのと、彼のインスタグラムが最高だったのが主な原因である。

 

やっぱり顔じゃないか!

 

と、言われそうだが、実際戸塚祥太の顔面見たらそうならざるを得ないよね?!

 

さらに、4人体制になった A.B.C-Zの発表する曲が全部良かったというのが大きかった。

 

正直F.O.Rはあと2公演くらい入りたかったし、このツアーをアリーナ規模の会場で見たいなと思ってしまった。

 

5人最後の舞台の時は 、A.B.C-Zの4人も「河合郁人が抜けること」をまだ消化しきれてない部分があるんじゃないか?と考えていた。

だから、すぐに新生 A.B.C-Zとしてやっていけるのかが不安だった。

 

 

でもライブでまた生の A.B.C-Zを見て、4人が4人でいる覚悟が見えた。そして「やっぱりまだまだ A.B.C-Zを見続けていたいな」と思った。

 

あとは、戸塚祥太ソロコンに行けたのも大きかった。

ライブハウスでやるというのが、私が思う「戸塚祥太」像と完全なる解釈の一致。

ライブハウスでやってくれてなかったら、ここまで単純に熱が戻ってきてないと思う。

 

なので、 A.B.C-Zについては降りると思ったけど、降りれなかった。というオチである。

 

さいごに

一言で担降りと言っても、それにいたるプロセスや、気持ちとかはさまざま。

 

でも、やはり、グループの形が大きく変わることは影響している。

 

途中にも書いたが、私は「満足したら担降りをする」タイプなのだと思った。

逆を言えば、まだ担当してる人は全然満足していないということになるのだが…。

 

ようやくやめれた!とか、せいせいした!とか、そういうことではないけれど。

"担降り"したところで、少し気楽になったところも、実際ある。

熱を持って応援していたのに、応援がいつのまにか義務になっていた。それもオタクあるある。ただ、それになっていた部分もあるんだろうなと、自分を見つめ直すきっかけにもなった。